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Autumn Meet 2013 前編(2013.11.10開催)
2014.01.22
関西のクルマ好きにはすっかり定着した秋の風物詩Autumn Meetも今年で17回目を数える。約一年をかけて準備を進め、迎えた本番は「抜けるような」とは表現できない小雨模様。グレー一色の空を見上げながら、雨男である実行委員長となった自分の責任を痛感する。
「みなさんは来てくれるだろうか」と不安がよぎるが、オープンからほどなく会場はほぼ満員となり、Autumn Meetの認知度の高さと、このイベントに対する期待の大きさを再認識することととなった。
トークショー午前の部では、先日亡くなられた小林彰太郎さんとカーグラフィックの思い出をCG加藤代表はじめ渡辺慎太郎CG編集長やCGスタッフの方たちと松任谷正隆氏が語り合い、午後の部では10月にカーグラフィックから発売された「日本車大図鑑」をテーマに沼田亨さんを迎えて行われた。関西初登場となった沼田亨さんでしたが、脱線必至のトークショーにしっかり付いてこられるあたり、只者じゃないところを伺わせていた。
屋外に目を向ければ、今年から復活したファンタジー・エクスペリエンスが大人気である。CG編集記者達が運転するクルマの同乗体験プログラムは多くの方から復活を求められていた企画であり、今回は八光自動車工業株式会社のご協力により、マクラーレンやアストン・マーティン、マセラティ等まさにファンタジーなラインナップでの開催となった。
クルマの数や時間の制約があるため、同乗者は抽選となったが、発着場ではみんなが笑顔でクルマを囲んでいたのはとても印象深かった。クルマのイベントなのだからクルマが動いてなければとの思いが今回の復活で改めて認識できた。
Text:Autumn Meet 2013 実行委員長 髙谷 俊司(107-003124/滋賀県)
Photo:加藤 純也/